東京工芸大学 校内参考作品|2008
光と段ボールを用いて日本のアイデンティティを表現する課題。このとき日本のアイデンティティとして挙げた言葉は「吸収」と「洗練」。様々な文化や思想を取り入れ、昇華する。これこそ日本だと考え、吸収している光と放出している光を生む造形を制作した。
デザイン・制作:戸田光祐
様々な土地の文化を吸収していることを表現するために全体を球体とし、360°どこから見ても光を保有し、また放出する造形を成している。 光を保有している部分は段ボールを湿らせ表面を剥ぎ型を用いて球状に成型した。 光を放出している部分は段ボールの波を90°ずらして合わせることで満遍なく光を出し、隠れている保有部のフレームもすべて段ボールの波が光源と垂直になっている。